cybacchus

映画、CG、プログラム等

2012年8月27日月曜日

映画日記「StarShipTroppers Invasion 」



「Kill Them All」!
のかけ声とともに虫型異星生物を殺しまくる映画
「スターシップトルーパーズ」。




1997年のちょっとどぎついポールバホーベン作から、はや10数年。
その間にパート2、パート3が作られ回を重ねるごとに
質を落としていったこのシリーズ。
(2、3が作られたことってあんまり知られてないんじゃないでしょうか)
起死回生とも言うべきミラクルをおこしてくれました。

今回監督は、なんと日本人。
「アップルシード」を撮った荒巻監督。
というのも今回全編CGの作品なのです。

お話はとういと
昆虫エイリアンとまーいろいろあって
とうとう今回は、地球へとやってくると。
まーそーいうお話です。
ちょっと雑ですか?
でもこういうドンパチもんにストーリーも何も
ありゃせんので、そんなもんんです。

しかし、映像、演出ともCG映画と侮るなかれ。
そこらへんのSF映画よりも
そのクオリティは、はるかに高いと思われます。

CGなので、どうしても顔とかはあれですが
それ以外は、ほとんど実写クオリティ
それに、そんなことは脚本がいいのであんま気になりません。

なによりも、過去作品の設定を殺さず
むしろ最大限にいかしながら、あらたな話を生む。
ここが嬉しいところです。
最近の続きものでは
前の作品がなかった事にして始まるケースがあったりして
そういうのは僕はあまり好きではないのですが
(T3のないがしろぐあいとか・・)
これは、監督なりの過去作品全てへの愛が感じられます。

そして大事な戦闘シーン。
白兵戦だけでなく、今回は艦隊戦もあり、
さらには、マーローダー(ロボット兵器)の戦闘シーンが拝めます。
特に、マーローダーの戦いは、
パート3で目玉だったはずのに、カタルシスが得られなかったので
今回はそこも挽回してくれます。

とにかく、スターシップトルーパーズシリーズの
集大成というにふさわしい作品でした!!

1作目を見て好きだった方は是非!
嫌悪感を感じた方は、見ないで!

ちなみにこのスターシップトルーパーズ、
日本では80年代に「宇宙の戦士」として
すでにアニメ化されており
僕は子供の頃、ハマった記憶があります。
しかし当時、友人らに「宇宙の戦士」の話をしようも
誰も相手してくれなかった悲しい記憶もあったりします。
(当時は、今みたいにオタクとかおらんかったからねー。)
↓日本のアニメ版スターシップトルーパーズ「宇宙の戦士」

と、そんなあほな記憶はさておき
今回のオススメ蛇足の1本は
巨大昆虫VS人類つながりで
さえないおっさんと、さえない昆虫軍団との戦いを描いた
「ビッグ・バグズ・パニック」
トルーパーズとは、スケール感がえらい違いますが、
ゆるい馬鹿モンスター映画で結構オススメです。
これも深夜にみると面白い。

2012年8月26日日曜日

映画日記「プロメテウス」

プロメテウスポスター
エイリアンシリーズのビギンズ的な「プロメテウス」見てきました!
以前「アタック・ザ・ブロック」の紹介では
めっちゃ期待してると書いてしまいましたが・・・・

感想・・・。
リドリースコットぼけたんか?

序盤の謎解きっぽいところはおもろいんです!
地球で発見された遺跡が宇宙のとある場所を示しており、
それを解読し巨大宇宙船でその指定の惑星にいくと巨大な遺跡を発見。
さらに探索をつづけると・・・・

と、こっから先は、エイリアン1とそうかわらん感じの展開・・
というか、むしろストーリー的にはエイリアン1より雑。
シリーズの積み重ねできたエイリアンの設定
(AVPシリーズは別としても)とかもうぶっとばすの?
特になんなの終盤のイカ!

おい、リドリースコットぼけたんか?
何度もいいたくなりました。

Wikiによるとスコット自身のコメントも、制作前から制作後の時間軸の中で二転三転しており
なんとなく内部的にもあんまいい感じで進んでなかったのかなとも思いました。

さらには、ジェームズ・キャメロンがエイリアン5でエイリアンの起源を描く予定だったらしいですが
絶対そっちのほうが良かったような気がするなー。

見る方は全宇宙的スケールの壮大な話から、ラストに向かって驚くほどスケールダウンをしていく作品だという事を覚悟してみてください。

そう、金かかってるけど、リドリースコットだけど
単なるB級モンスターもんだと思ってみれば
何の問題もないのかもしれません。

僕はなんかエイリアン世界観を使った
壮大なスペースオペラを期待してしまったので
ほにゃーってなりました。

もうこれ以上語りません。
その先は自分の目でしかと確認ください!


ということで蛇足の一本は、リドリースコットつながりで
「グラデュエーター」
珍しくまともな蛇足映画の紹介です。
アカデミー賞も受賞したこの作品。
プロメテウスと段違いに重厚で面白いです!
この二つを見比べると、
より老いというものを考えさせられると思います。

2012年8月22日水曜日

映画日記「遊星よりの物体X ファーストコンタクト」

「遊星よりの物体X:ファーストコンタクト」みてきました!

原題自体は「The Thing」で
1984年制作の同題名のこの作品。
なので一瞬リメイクと思いきや、邦題の副題が示すように
設定的には、この作品につながるビギンズ的な作品なので
だとすると、あーラストは全員死んじゃうのねー
と見る前からネタばれしてる感じなのですが・・・
そんなネタばれ以前にこの作品、
ストーリーも流れも84年作品と一緒。

南極基地という閉鎖された空間で
エイリアンに入れ替わられたのがだれかわからない状況。
疑心暗鬼になる隊員達。
そんななか、ぐちょぐちょのエイリアン登場!
まったく同じですね。

異なる点は、前作は全員男の男臭ーい話でしたが
今回は、女性が二人混じってます。
だからっつて、お色気シーンは何もありません!!

けど面白いのねー。
設定だけご飯何杯もみたいな感じ!
それに、すごく前作をリスペクとしてるのが感じられるし
展開もだれないし、尺もちょうどええくらい。

一緒にみた知人に至っては
「アメージングスパイダーマン」より面白かったと評しており
それは、いくらなんでもスパイダーマンかわいそうやろとか思ったり。
(どう考えても予算向こうのほうが高いよね。)

ただ84年作品をみてないと
いろいろなそこにつながる伏線的なシーンや
一番大事な落ちが、わからないと思うので
見てない人は、先にみてから(忘れてるひとも!)見る事をおすすめします。

さて、この84年版のほう
僕にとっては、すごく感慨深い作品でもあります。

当時コロタン文庫という
子供向けのぶっとい文庫本がたくさん出版されており
その中に、「UFO大百科」「怪奇大辞典」とか
怪獣だの宇宙人だのを特集した本が多々ありました。
こーいうの↓

僕は、そういうのばかりが大好きな気持ちの悪い子供だったのですが・・

そんな本の一冊に(題名わすれたけど・・)
「エイリアン VS 物体X 」という
あろうことか、勝手にあのリドリースコットのエイリアンと
物体Xを戦わすというお話がありました。
エイリアンのほうは、造形もはっきりしてるし
テレビで流れていたので知っていたけど
物体Xのほうは、挿絵みてもぐちょぐちょで、もー何なのかがわからず、
そらもー、映画を見てみたくてたまらなかった。
しかし、上映はすでに終わっており、当時はビデオもない時代。
なので、ただひたすらテレビ放映を待つ日々。
やっとこさ、何曜かの映画劇場で放映されたのに
親に気持ち悪いという、ただそれだけの理由で
チャンネルを変えられてしまったという、つらく悲しい思い出があります。
(当時私の家は、北斗の拳すらみせてくれないような家庭でした。)

この理不尽な状況に僕の性格は大きく歪み、
また反抗期はここから始まったような気もします。
個人的な経験論だけど、こういうのは教育に絶対良くないと思うね。

子供には好きなだけ好きな事をやらせて、さっさと卒業させないと
未だに初期のファミコンやったり、UFOとか宇宙人に興奮
するおっさんになっちゃうぞと。

その後中学生くらいになって、
自分のテレビが手に入り、こっそりと深夜テレビを見れるようになり
親の足音が聞こえたら寝たふりをしながら、
なんとか無事見終えることができた感動を今でも忘れられません。
と同時に、映画自体は
なんちゅー気持ち悪くて、後味の悪い映画やということで
深く記憶に刻まれました。

あれ、ほとんど映画の感想じゃなくて
「僕と物体X」みたいな話になっちゃたな。
まあええか。

さて、今回の蛇足の一本は
84年版「物体X」で、クリーチャーのデザインをロブポッティンが創造したクリーチャーが、豪華客船で暴れるモンスターパニック映画
「ザ・グリード」
これもすぐ筋忘れるから、何回でも見れる映画でオススメです。
深夜に見ると楽しいよー。

2012年8月13日月曜日

映画日記「アメイジングスパイダーマン」

ダークナイトライジングがあまりによかったので、先にレビューかいちゃいましたが
見たのはこちらが先。
「アメイジングスパイダーマン」見ました!

アトラクション的な演出も期待して
久々にどうせ3Dみるならと箕面のIMAXまで足をのばすも撃沈。
これは、3Dで見る価値無しね。
やはり、「アバター」のような3Dはお目にかかれないのか・・・

さて3Dの話はおいといて、この作品
もともと、パート4を作る予定が、監督のサムライミが降板したことで
リブート作品となった経緯があるようで
そんなこともあってかなくてか
なんとなく、もやっとした作品です。

ストーリーも演出も映像も、全然悪くないです。
これが、もしサムライミ版ーの前にあったなら
手放しで、すげー作品だと思います。

しかし、完成された前シリーズがすでにあるのです。
(3は微妙だったけど・・)

リメイク作るには、前作の記憶の残る短い間隔で
このほとんど一緒なストーリー。
映画を作った人たちは、どういう気持ちで制作を勧めていったのでしょうか。

変わったろころといえば
スパイダーウェブが身に付いた特殊能力ではなく弾数の有限な武器に変わっていること。
そんなん、壊されたらどうするねん!
とか思ってるそばから壊されたりします。

あと、彼女がMJから、元気娘グウェンに変わってて、
この配役のエマ・ストーンかわいいんだけど絶対高校生にみえん!
登場のしかたも含めて、ぼくはてっきり先生と思っておりました。
いくらなんでもこの配役無理あるやろーっと思って
ちょっと調べてみたら、88年生まれの23歳ってことで
以外と若かったのね。(30前後と思ってた・・)
しかし、どーみても「未知やすえ」やねんなー。

あと、一番大事な敵。
一応姿は、トカゲ人間とでてきたことないキャラだけど
博士が、研究の成果を迫られて・・思考を研究成果に乗っ取られて・・という時点で、
ドクターオクトパスとかぶるし(考えたらグリーンゴブリンもそーか)
なんかかっこわるいのよねー。

まあいろいろ、文句ばっか書いてしまった後であれですが
よーできた作品であることは確かです。
安定したハリウッド娯楽作品であることは間違いございません!

思ったたんやけど、どうせリメイクするなら
ノーランのバットマンみたいに超シリアスでいくか
もしくは、我らが日本の誇る?東映版スパイダーマンのリメイクはどうだろうかと
思ったりする。
ということで、今回の蛇足一本はもちろん懐かしき「東映版スパイダーマン」。
(再放送でか、子供のころに見た記憶あるわー。歌も耳に残ってる。)

ロボットとかでてくるし、
なんっつてもスパイダーマンが銃をうつとか斬新よねー。
リメイクしがいあると思うけどなー。

2012年8月11日土曜日

映画日記「ダークナイト ライジング」

バットマン3部作完結編「ダークナイト ライジング」見ました!
原題は、「The Dark Knight Rises」ということで、
あいかわらず邦題というのは、こう手を加えるのかわかりません。
仮に英語圏の方とこの映画話す機会があったとしたら
確実に原題も同じと思って言っちゃうよね。

どうせ変えるなら先日の「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」くらいにして欲しいもんです。
今回もそれ風にするなら「バットマンVS恐怖の地下テロ軍団」とか。

さてそんあ題名の話はさておき中身の話ですが
えーです!
2時間40分という大作なのに、時間を感じさせません。

内容は、前作から八年後
あえて汚名をかぶり、隠居していた(というより引きこもり)
バットマンことブルースウェインは
メイドになりすました女泥棒キャットウーマンからネックレスを盗まれる。
彼女を追う中で、ウェインはコッサムシティの地下にうごめく
強大なテロ組織とそれを統括するベインの存在に気づき
再びマスクをかぶる決断をする。
そして、その戦いの中で彼らの存在が
自分のルーツにもつながっていることに気づいていく・・

という感じなのですが

まあ、とにかく 最初からおもろいし、
山あり谷ありという作品というよりは
高い高い山をどんどん登っていく感じで
終わりに向かって、ぐんぐんと面白くなっていきます。

中盤、諸処の事情によりバットマンがあんまり活躍しなくなりますが
その間は、ゲイリーオールドマン演じるゴードンと警察軍団ががんばります。

他のヒーローものでは、お馬鹿扱いされがちな警察が
過酷な状況の中で団結していく姿、戦いに挑む姿がすごくええのです。
この辺のシーンでは、ゴードンとその部下がほぼ主役状態です。

バットマンって、他のヒーローものと違って
普通の人なので(敵もだけど)こういった周りの人にも焦点があたるところがええのね。
(それ故に、鉄塔の上から町を見下ろすシーンなどでは、
これ一生懸命登ったんやろかとか疑問はわきますが・・)

マスクをかぶるのかということについても
ただ自分を隠すためだけでなく
誰でも、バットマンになれるからという部分が
「Vフォー・ヴェンデッタ」みたいで、かっこえーのねー。
あっちもまたみたくなったよ。
また、この部分はお話の大きな伏線になっていて
ラストにつながっていくわけですが・・・

ノーラン監督の作品って、こういったわかりやすいものから
さりげあいものまでたくさんの伏線をはって
ラストにむかって一本の線に収束させていくところが
見てて気持ちいいんよねー。

音楽も重厚で盛り上げてくれるし
随所に予告編でもかかってる
「登れ」という意味の、みんなのかけ声
「ちんちん、ばらんばらん!」(※俺にはそう聞こえるだけです)
が、「アキラ」のラッセイラみたいに
終わった後も、妙に耳に残りました。

まあ、とにかく3部作完結編にふさわしい
文句ない大作でした。

さて、毎度の蛇足映画紹介です。
この作品、公開ではなで銃乱射事件がおこり、
一時上映を見合わせるなど、ケチがつきちょっと心配になりましたが
そんなもんぶっ飛ばす、すばらしいできでよかったんだけど
(映画の影響うんぬんいう馬鹿がいたとしたら
銃をうちたいやつはそういう馬鹿を撃ちに行ってください。)。

で、この前その話を知人としていて知ったのですが
乱射事件のあった、オーロラという場所またコロラド州なんですね。
さすが、スーパーマッケットで弾丸の買えた町。

なんのこっちゃという人は、
映画「Bowling for Columbine」を是非みてください。
コロンバイン高校の銃乱射事件について深く掘り下げたノンフィクション映画です。
題名のセンスもよくて、おもしろい皮肉が込められています。
その意味が知りたければ、是非見てみて下さい!
この映画によってKマートは弾丸の販売を止めました。
ノンフィクション大丈夫な人は、是非ご覧あれ。