cybacchus

映画、CG、プログラム等

2012年9月26日水曜日

映画日記「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」


ミニシアター系だし、まーこれなんの映画やねんという人のほうが多いと思うけど
福島菊次郎さんという超高齢の写真家さんのドキュメンタリーなんですね。


ちょうどこの映画、原発事故のあとに絡めてきたこともあって
その辺の暴露話とかでもあるのかと思いましたが
(もちろん事故現場に足を運ぶ話もでてきますが)
そういう系統の映画ではなく、あくまで主役は写真家の福島菊次郎氏。

自身の信念に基づいて年金さえも受け取りを拒否し
報道し続ける福島菊次郎氏の生き様はには頭がさがりますが
同時にそこまでするかという気持ちも。

もう少しずるがしこくなってもいいのにと思う反面
頑なに拒み続ける福島氏の心の強さもかっこいい。

なんかそんな感じで彼自身への共感は見てる間揺れ続けました。

ただそういうのと別に、広島原爆投下後のリアルな話はとても興味深い。
原爆調査委員会による放射線障害の研究、
さらには被爆者遺体の買取、解剖実験を行った数は数千体に上るという。

さらに、そんな惨状に蓋をかぶせるかのような
原爆スラムを平和公園に変えてしまう政策などみてると
以前のんきに平和公園をぷらぷらしたことを思い出し
複雑な心境になります。

不都合な真実的歴史な部分は重いですが、異常に元気なじいさんの人生は
ある意味ぶっとんでて笑えますので(制作人は笑わす気などないでしょうが)
その辺のバランスで楽にみれる映画ではないでしょうか。

信念をもって生きればば、福島菊次郎さんのように元気に生きれるんだと
そういう風にも思えて、ちょっと元気をもらいました。

2012年9月11日火曜日

観劇日記 「伊藤えん魔プロデュース『百物語』」


観劇日記も映画と同じくさかのぼり(8月の公演分)だけど ・・



なんだかんだもう見始めてから
10年以上たつ公演です。

これまでは、一心寺シアター倶楽という
お寺併設の劇場での公演でしたが今年からは、日本橋ジャングルでの公演ということで
立地的には、駅から雨ふっててもアーケード沿いにいけたりするので
よくなりました。
ただ、ネタがネタだけに、盆の日に寺でこういうのみる
っていうの趣があって、それがなくなるのがちょっと残念ねーと思いながら
劇場へ。

内容は、毎年同じく
1.ホラー演劇
 結構珍しい、ホラーの演劇

2.心霊トーク
 演者、ゲストを交えてのトーク

3.心霊動画つっこみ鑑賞会
 数々の心霊(とお笑い)動画を鑑賞してつっこみ いれる
 
の3点ですが
今回、劇場の変更だけでなく
東京公演も行うということで気合い入っているようでした。

演劇自体は、以前に一度公演したもののリメイクで
 毎年一緒にいく知人が覚えておりましたが僕自身は、もうすっかり忘れており
二度目の劇でも初めてのような感覚で観劇することができました。

来年も楽しみだなー。

2012年9月10日月曜日

映画日記「アベンジャーズ」

待ちに待ったマーベルコミックヒーローズの集大成
「アベンジャーズ」
みてきました!

アイアンマン、マイティー・ソー、キャプテン・アメリカ、ハルク。
それぞれが独立したストーリーをもち映画としても一作品としてなりたっているのに
それらが一本の映画に集約されるって、面白くないわけがありません。

ビジュアル的にはもちろん文句なしのでき!
ストーリーもこの手の作品なのでほとんど期待せずでしたが、
そこそこよかったし、終盤の溜めてからのハルクの爆発ぶりは
あっぱれの一言。

いやー文句なしに楽しめました!

ただ今後またのぞれの続編作品で
この作品の後でこれよりすごいのだせるー?
って。
すでにマイティーソー2とキャプテンアメリカ2が制作入ってるみたいですが
その辺が、少し心配になりました。

その後にくる2作目「ガーディアン・オブ・ザ・ユニバース」
超楽しみですねー。



2012年9月8日土曜日

映画日記「コロンビアーナ」

アバターで、青い巨人のヒロイン、ネイティリを演じた
ゾーイ・サルダナ主演「コロンビアーナ」みてきました。
脚本にリュックベッソンが名を連ねていることもあってか
全体的に「レオン」「ニキータ」っぽい。

それがいいほうにいけばいいんですが、
なんかみたことあるようなストーリー、アクションの連続。
もちろんこの手の映画にストーリーのよさは求めませんし
わかりやすいのはいいんですが、それゆえにわかりやすいカタルシスはほしいところ。
それがあまり感じられなかったかなー。

決して面白くないわけではないんですが、なんともいえん盛り上がりのかける作品でした。
凡作中の凡作って感じでしょうか・・・


そゆえあまり書けることはありません。
暇な人がDVDでみるにはちょうどいい作品ですかねー。

2012年9月5日水曜日

映画日記「ゴッド・ブレス・アメリカ」

日ごろの鬱憤を晴らしてもらえそうな映画
「ゴッド・ブレス・アメリカ」 みてきました!

内容はというと
ビルマーレーの実弟ジョエル・マレーが演じる、冴えない中年フランク。
バツイチで、娘はパパといても退屈と会ってもくれない。
職場では受付の女性励ますために、よかれと家に花を送ったことで、ストーカー扱いでクビ。
さらに追い打ちをかけるように、脳腫瘍で手術しても助からないと医者に宣告されてしまう。
絶望の中、自殺するため銃を手にするフランク。ふと目に映る低俗なテレビ番組の数々。その中で、セレブな女子高校生クロエのあほなわがままを目にした彼は、死ぬべきは自分ではないと確信。
その銃を手に彼女のもとへ行き、ドジをふみながらも殺害を決行する。
その一部始終を目撃していた女子高生ロキシーは、彼を追い
再度自殺しようとする彼に、世の中の殺すべき相手がまだまだいることを力説し思いとどませる。
こうして彼らの、殺人ツアーが始まるのであった・・・

ということで
あらすじや予告編だけみると
法にはふれんけど、許せん奴を殺しまくるよーな
黒く壮快な映画にみえますが、
そっちを期待していくと僕のように裏切られます。

まず、あらすじにも書いた最初の被害者の女子高生も
やな奴ではあれど、テレビ消せばええだけで
殺されるほどの理由がないのです。
彼女以外の人たちも、殺されるにはあまりにも理由が弱く共感がしにくいのです。
(映画館で携帯でしゃべる馬鹿が撃たれるシーンはなかな良かったですが)

一方、女子高生ロキシーは
フランクのように絶望的な何かがある訳ではなく
殺人を行うという、普通に考えたら完全に異常者ですし、
フランクの描き方も、不器用でいい人間というような描きかたではなく、
ユーモアがなく、説教くさい、
どっちかというとこういう奴おったら俺も、
馬鹿にするわみたいなおっさんなのです。

とうことで腑に落ちないことをかかえつつも
全体的には、冴えない中年と、いかれた女子高生の
ボニーアンドクライド的なロードムービー見たいな感じで話は進みます。

で、エンディング。
えー、そういうオチかーというすくいのないドンデン返しがまってます。
おかげで、腑には落ちましたが。

うーん、評価難しい映画ねー。
これは、もっと気持ちが晴れバレしてる時に
みたほうがよかったーなー。
いろんなものへの皮肉をちりばめたロードムービーとして
ゲラゲラ笑いながら見るのが多分正しいのでしょう。
そういう見方したら、得点高いかもね。

けっして、鬱憤をためてみる映画ではありません!!

ということで、蛇足のもう一本は

この映画に求めていた鬱憤爆発系で壮快だった
マイケルダグラスの「フォーリングダウン」。
彼の映画としては、知名度が低く評価の割れる映画ではありますが
鬱憤爆発系が見たい方には、オススメです。
すごく共感できる怒り方をしてたし、
地味なサラリーマンが、トラブルに巻き込まれるたびに
武器をゲットしていくストーリー展開がおもしろい。
ラストも何とも切なく、
かなり昔に見た映画ですが、記憶に刻まれている映画のひとつです。

当時、こういうなんのジャンルかわかりにくい映画ってめずらしかったんちゃうかなー。
トレーラーもなかった。